立谷川の花さかじいさん|山形県名所・立谷川の芝桜桃源郷づくり
芝桜の花畑

不法投棄で汚れた河川敷を、たった一人の思いから
いつしか芝桜が広がる夢の様な美しい河川敷に…
全国ネットのメディアも動かす活動となりました。

【4K空撮】(やまがた景観物語)No.70芝桜が彩る立谷川河川敷と月山の眺め

立谷川の芝ざくらは、清流のせせらぎと山々の美しい眺望がある自然豊かなこの地に、四季折々の美しい景色で訪れる人々を魅了します。春には、広大な河川敷には鮮やかな芝桜などの花々で彩られ、ひときわ華やかにします。夏には、整備された河川敷には涼しげな風を誘い、水辺のひと時やサイクリングなどに最適な環境を提供します。秋には、色鮮やかなコスモスの花が一面に広がり、訪れる人々に季節の移り変わりを感じさせます。

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芝桜の始まり

  • 田所三男さん 不法投棄 作業風景
  • かつてこの辺りの立谷川は、ジャングル化した場所で、洗濯機や家具などが散乱していました。それを見かねた天童市荒谷の田所三男さん、「ゴミをすてられないような綺麗な環境にすればいい!」と県に申請、たった一人で2006年整備に着手。そして、ひたすら整備に明け暮れる事5年、川原一面に「芝ざくら」を咲かせたのです。
    その田所さんの姿に共感したご近所や友人など22名が集まり、2012年春にボランティア「立谷川の花さかじいさん」を結成、本格的な整備活動を開始しました。

    ところが、翌年夏に惜しくも病気で他界してしまいました。この地をこよなく愛し、余生を芝ざくらの名所づくりに捧げた姿は、まさしく平成の「花さかじいさん」でした。
    現在、亡き田所さんの思いを受け継いだ会員は43人に増え、合言葉は「山形を花の桃源郷に!」。人の絆という宝も残し、いつしか不法投棄もゼロ。今では、6万人の見物各が訪れる隠れた名所になりました。
    この思いと人の絆が咲させた花の香りとその光景を、お感じ頂きながらご観賞ください。

田所さん~ボランティア活動継承の歩み

平成18年(2006年)

12月

田所三男が山形県河川砂防課の許可のもと河川敷-9雑木伐採開始

平成20年(2008年)

8月

山形県河川砂防課による河川敷整地工事

平成21年(2009年)

5月

自転車道(堤防)斜面に芝桜植栽を始める大森赤石橋下流400m

平成23年(2011年)

4月

河川敷に芝桜・コスモス植栽(大森赤石橋上下450m)

平成24年(2012年)

4月

立谷川の花さかじいさんボランティアグループ(14名)結成

平成25年(2013年)

7月

田所三男が病気により死去

平成25年(2013年)

9月

松田和雄(田所三男義息子)が代表引き継ぎ

平成27年(2015年)

11月

2015年やまがた公益大賞 授賞

平成28年(2016年)

7月

上流両対岸整地工事により250m拡張(社会貢献基金活用)

平成28年(2016年)

7月

コスモスを黄花コスモスに変更種蒔き

平成29年(2017年)

7月

大森赤石橋付近 両岸河川敷200m整地拡張

平成30年(2018年)

9月

大森赤石橋下流 左岸河川敷150m整地拡張

令和 元年(2019年)

11月

チューリップ5,000球植栽

令和 3年(2021年)

4月

大森赤石橋付近 両岸河川敷に臨時駐車場使用許可届け

令和 3年(2021年)

11月

第4回未来かがやくやまがた景観賞・県知事賞 授賞

令和 4年(2022年)

11月

令和4年度 山形県県土づくり感謝状 授賞

令和 5年(2023年)

3月

ほっとネット東北(YTS) 1時間ドキュメンタリー
「山形の花さかじいさん」東北6県にて放送

令和 5年(2023年)

3月

やまがた景観物語のNo.70 に「立谷川の芝桜」登録

令和 5年(2023年)

6月

第34回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰 授賞

【助成事業への活動申告】

山形県 ふるさとの川愛護活動支援事業

山形県 ふれあいの道路愛護事業マイロードサポーター

(公益財団法人)やまがた森林と緑の推進機構 花いっぱい支援事業

花の紹介

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